「自ら気がつく」という宝物

2025年9月27日更新

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「子どもが熱を出しました。何か出来ることはありませんか?」

このようなお問い合わせを頂く機会があります。

お子さんの事を親身になって心配し、動揺している方、明日からの仕事への影響を危惧している方、対応の仕方は知っているが、念のため確認し安心したい方など、そのお問い合わせの真意は区々です。

私はこれまでに「ご家庭で出来ることでご家族の症状が治り、自然に経過することができる意味は、ただ元気を取り戻すという事だけではない。」という趣旨で講座や施術時に手当て(愉気)の方法をお伝えしてきました。

この考えに共感して頂きお問い合わせくださる事を嬉しく感じ、出来る限りお役に立てるようにお答えしています。ただ、私がお伝えしている手当ては、「絶対に大丈夫」「これをしておけば安心」というものではなく場合によっては、救急で医療機関にその対応を委ねる状況になる場合もあります。

では、なぜこの手当てが必要なのでしょうか。

それは、人間に元々備わっている「生命力」「自己治癒力」に気がつく為だと感じております。

手当てを行う事により起こる身体の反応に自ら気がつくという体験を積み重ねることは、きっと大丈夫だという感覚を養うことになります。

これは本やネットで調べたりしても、得られないものです。

ご自分やご家族の身体の不調が、より良い身体へ向かう貴重な機会になる事を実感できた時、自ら気がつくという宝物の偉大さを知ることになるのです。

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