そう体堂会員の一人の女性から以下のようなメールが届きました。

※ご本人より許可をいただき掲載しています。

メール文①

「全身のだるさと浮腫み（特に右半身に出ます…。）右頭痛、右背中痛、膝痛、腰痛など。

　朝起きると症状が強く、右の鼻だけ詰まって頭痛もします。起き上がる時に腰と膝が痛くて

　憂鬱な気持ちになります。

　さらにPMS（月経前症候群）が２週間程前から来て気分も体も重たいです。

　（中略）

　そして、昨日から寝不足で左の瞼がピクピクしています。」

　

メール文②

「現実（体の状態や周囲の環境）がいろいろ変わり始めていて、昨日ようやく本当にやりた

　かった事に気がついてしまいました。あまり自覚が無かったのですが、２０年前に諦めて

　いた事に対する気持ちが、自分の中で非常に大きなストレスの要因であるとようやく気が

　つきました。ここまで辿り着けたのは、先生のあの一言があったからこそです。

　心底傷付いたあの一言のお陰です（笑）。

　（中略）

　早速、それを手掛けたのですが、楽しくて湧き上がるものがあってとても幸せでした。

　すごく嬉しいです。きっかけをくださりありがとうございます。」

もちろんメール文①と②は同一人物です。この女性に何が起こったのか。

私は、施術や体操の動きを通してその身体の変化（主に胸椎11番と腰椎４番）が明確にわかりますが、それよりも大切なのは、ご本人が身体の中で起きた変化に気がつくという体験です。

この女性は、そう体堂を一つのきっかけとして自分の身体の状態に目を向けることが出来た例です。

ところが、知識や情報で頭がいっぱいになっている人は、自分の身体を通して起きている事に気がつく余裕がない為、残念ながらこの経験が出来ません。

　「気がついたら、確かに自分の体が良くなっている！」

まさに、この体験こそが、人間の身体に元々の備わっている生命力への気づきであり、さらには今後生きていくうえでの自信や、「これなら大丈夫」と思えるような揺るぎない想いへとつながると感じています。

そう体堂では、このような『自分の身体を通して知るという確かな経験』こそが、自分らしく、活き活きと生ききる事への原動力になると捉えて、その経験を大切にしていきたいという想いがあります。