生水

2025年12月25日更新

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毎年12月〜2月は、ただの生水が美味しく感じられる季節です。

この感覚、共感してもらえますか?

冬場は、一年の中で最も空気が乾燥し、ジッとしているだけでも、身体はドンドン水分を失い渇いていきます。渇いた身体は、水を欲しているのでその美味しさに敏感になるという流れです。

とはいえ「えっ、寒い時期にただの生水を飲むのはちょっと、、、」という声が聞こえてきそうです。特に、日常的に「加湿器をつける」という事が当たり前になっている身体では共感できないかもしれません。

水の大切さは誰もが知るところですが、「美味しい」と感じる生水というのは、日本名水と呼ばれるような秘境の水や水素水、素粒水などの特別な水であることよりも、その水を飲む側の身体の感受性に大きく左右されるところがあります。

この時季の水の味わいが、真夏に汗をかいてカラッカラに乾いた喉を潤わす水の美味しさとよく似ていると体感できることは、季節に適った感受性のある身体といえます。

「寒の水」という昔ながらの知恵があるように、冬の水には身体を裡から調える効用もあります。

是非とも、その体感を今冬の生水から。

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