身体を操る

2025年10月23日更新

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『薬に頼らなくても良い⾝体づくり』

その為に必要な要素は、⾝体を想うこと、操ること、創ることだと考えています。

この3つの「そう」(想、操、創)こそが、そう体堂の理念であり、開業当初から⼀貫して変わらない⾝体づくりの⽅向性です。

その中の「操る」について。

⾃分の⾝体を操るとはどういうこと?と思われる⽅もいるでしょう。ここでいう「⾝体を操る」という表現は、「⾝体感覚と共に⽣きていく」ということを意味しています。

⾃分の感覚と共に⽣きることは、⾃分の⾝体への意識が希薄になると容易に⾒失ってしまうものです。

例えば、「息をする」ということ。これは⽣きることに直結する働きですが、通常は無意識に⾏なっている時間が圧倒的に⻑いものです。

ですが、意識的に呼吸することも出来、時には呼吸に意識を集中させて⾝体の変容を促すことも可能です。

誰しも無意識の呼吸は、⾃分にとって苦痛を伴わない穏やかなものでありたいもの。

しかし、実際には、無意識の呼吸を⾃分の⾝体に適したものに操ることは容易なことではありま

せん。

なぜならそれは、⽣まれるまでの胎内記憶や⽣い⽴ち、あるいは⽣後の⽣活環境や社会環境などの様々な外的要因、内的要因の影響を受けて、本来の⾃分らしい呼吸を忘れてしまうからです。

「息をする」ことひとつをとっても、⾃分に適ったものへと操ることは奥深いものです。

これが、内臓器官の働きやホルモンバランス、⾃律神経、腸内環境などにまで影響を及ぼすものであればなおさらです。

あらゆる⾝体感覚を研きながら、共に⽣きていくことは、無意識の働きをも操れる感覚へと向かうものになります。

そしてそれが出来るのは、他ならぬ⾃分しかいないのです。

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