冬の身体

2023年12月12日更新

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本格的な冬の寒さを感じる今の季節。

気温の低下による「冷え」は、当然身体にも様々な影響を与えることになります。その時に気をつけておきたいのは「首」の冷えです。身体にある首は首、手首、足首の3カ所。これらを極端に冷やすことは過度な負担を身体に与える事になります。

真冬の時期でも「半袖半ズボンで風邪知らず」というお子さんを見かけます。季節の移ろいに適応するという健康観から見ると配慮が必要です。

そして、この「冷え」に付随しているのが身体の「渇き」です。身体の渇きが冷えを助長しているという事に気がつけると冬の身体との向き合い方がみえてきます。

一般的にはこの身体の渇きや空気の乾燥に対して、加湿器などにより空気中の湿気を補うことが常識とされますが、これでは身体の渇きは改善されません。

通常快適とされる「40~60%」の湿度を、加湿器で人工的に作りだすという違和感を感じることが出来ると、大切なのは空気中の湿度ではなく、体内で自発的に起こる水分の循環や潤いであると実感することが出来ます。

頭や神経系の働きが盛んになる冬の時期は、目の疲れや粘膜の渇きにより冷えをさらに助長します。故に、渇きを潤いに変えるように生水を摂り、呼吸を深くしていく事が当たり前にできる身体でありたいのです。

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