「自ら気がつく」という宝物
2023年10月17日更新
- 公式ブログ
「子どもが熱を出しました。何か出来ることはありませんか?」
そう体堂へは、このようなお問い合わせを頂く機会は少なくありません。 お子さんの事を親身になって心配し、動揺している 方、明日からの仕事への影響を危惧している方、対応の仕方は知っているが、念のため確認し安心した い方など、そのお問い合わせの真意は区々です。
私はこれまでに「ご家庭で出来ることでご家族の 症状が治り、自然に経過することができる意味は、ただ元気を取り戻すという事だけではない。」という 趣旨で講座や施術時に手当て(愉気法)をお伝えしてきました。
この考えに共感して頂きお問い合わせくださる事を嬉しく感じ、出来る限りお役に立てるようにお答 えしています。ただ、私がお伝えしている手当ては、「絶対に大丈夫」「これだけしておけば安心」というものではなく場合によっては、救急で医療機関にその対応を委ねる状況になる場合もあります。では、なぜこの手当てが必要なのでしょうか。
それは、人間に元々備わっている「生命力」「自己治癒力」に気がつく為だと感じております。手当て を行う事により起こる身体の反応に自ら気がつくという体験を積み重ねると、きっと大丈夫だという感覚を養うことができます。
これは誰かに教わったり本やネットで調べたりしても、得られないものです。ご自分やご家族の体の不調が、より良い身体へ向かう貴重な機会になる事を知った時、自ら体験して気がつくという宝物の偉大さを知ることになるでしょう。
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