花粉症とは

2023年2月23日更新

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スギ花粉をはじめとする様々な花粉に対するアレルギー反応の総称である「花粉症」。主な症状は、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ、くしゃみ等様々です。

そして、その対処方法については、西洋医学や東洋医学、民間医療と分野を問わず多岐に渡り存在しています。

そんな中、「年々酷くなっていく花粉症を改善したい」という事でそう体堂へお越しくださる方がいます。当然ですが、皆さん「今の症状をなんとかして楽になりたい」と訴えます。

そこで皆さんにお伝えしているのは、「今の症状の根本的な原因は、半年もしくは1年以上前からの体の滞りによるもの」という事です。なぜなら、その滞りが無い状態(春の体に順応するように体が弛み弾力のある状態)であれば、その症状は全く違うものになるからです。

ただ、この感覚は、身体に起こっている症状をいわゆる対症療法で無理矢理抑えようという考えの方には理解し難い事です。しかし、実際に体の滞りが解消し、呼吸とともに体が弛み、弾力のある体を取り戻す事によって悩まされていた「いわゆる花粉症」という症状が改善していくと、一般的に言われる花粉に対してのアレルギーが有るか無いかは意味を持たなくなるのです。

花粉症と呼ばれる様々な症状を、この季節に散布する植物の花粉や生まれ持った遺伝などを原因とする風潮がありますが、

「同じ量の花粉にさらされる環境下であっても症状が出る人と出ない人がいる。」

「身体の遺伝情報は変わらないのに、若いときには無かった症状が急に出始めたという現象がある。」

これらの事実を冷静に受け止めると、その要因は外的な何かではなく、自分の体の状態へと意識が向くようになるでしょう。

花粉症は春の体に変化する際の体の滞りを解消する為のものであり、特に肩甲骨と後頭骨の状態に影響を受けているという捉え方があります。

副作用がない形でご自分に適した根本的な対処方法にたどり着くためには、まずは花粉症の症状に対しての視点を変えて、しっかりと身体と向き合う事こそが症状を自然に改善していくための第一歩になると考えています。

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