マスクという違和感

2024年3月30日更新

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「マスクは利用するものであり、強制されるものではない」

慢性的なマスク着用の弊害(身体の骨格的や機能的において)により、本来の身体の状態を失っている人がいるという事実を日々の施術の中で目の当たりにし、より一層その思いを強くしています。

自分の身体と向き合う場合には、特にご自身の身体の感覚に意識を向けていただく必要があります。それは、互いの人間関係においてもその佇まいが影響を与えていると感じています。故に、施術や講座の際に私がマスクの着用を安易に促すことはありません。

だからといって、全ての方に「マスクを外すべきである」と言うような想いはありません。マスクをする派としない派で思想を分断する事は、両者が対立し分裂するだけであり、そこにはお互いに「共存」するという建設的な感覚が生まれないのは明らかであります。

私が本当に大切だと感じているのは「自分の感覚」です。自分自身の人生を自分の感覚で全うするという意識があると、他者が決めた判断を否定することがどれだけ生産性の無い行いであるかに気がつくことが出来ます。

人と人との関係性に間(ま)が存在するのが「人間」なのでしょう。

その人間同士の間にマスクという異物が介在することで人間性が希薄になってしまう危機感があります。感覚や意識の違う人間同士が相互の関係性を保ち、共存していくためにもマスクをするという「違和感」あることを忘れてはならないと感じています。

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